黒牡丹

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くろぼたん


画題

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解説

画題辞典

牛の異名なり。唐の劉訓、牛に騎して京師に遊覧し、牡丹花を賞す、それより劉訓が牛を黒牡丹という。

(『画題辞典』斎藤隆三)

東洋画題綜覧

黒牡丹はの異名の一つである、唐の劉訓は、常に牛に騎つて京師に遊び、牡丹の花を賞した、それから劉訓の牛を黒牡丹と呼ぶに至つた、劉訓が牛に騎りながら、牡丹を見てゐる図は好箇の画題である、近くこれを描いたものに左の作がある。

結城素明筆  『箇是劉家黒牡丹』  第八回文展出品

狩野尚信筆  『牡丹花』      池田侯爵家旧蔵

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)


うし「」の項を見よ。

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)