神田祭

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かんだまつり


総合


歌舞伎

清元舞踊劇。三升屋二三治(にそうじ)作。天保十年(1839)七世市川海老蔵、沢村訥升(とつしょう)らにより初演された。 江戸ッ子の祭礼に対する熱の入れかたは大変なもので、ことに三大祭とよばれる神田祭、山王祭、三社祭となるとその盛大さを天下に自慢したものだった。そういう祭の威勢のよい賑やかさを描写した舞踊は、歌舞伎にはたくさんとり入れられた。これもその一つで、舞台は神田明神の御神酒所(おみきしょ)前で、手古舞、木やり、獅子舞とつづく。「勢獅子」と同系統のものである。