「南都本」

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総合

十二巻(巻二・三・四・五欠)。語り本・読み本の両方の要素を持つとされ、巻一・七・十二は語り本系に近く、巻六・八・九~十一は読み本系に近い。巻の分け方に特色がある。因果関係を重視して、平家の滅亡を必然とみる集約化された構想を持つ。四部本・屋代本・平松家本・鎌倉本・覚一本などと類似の詞章の多いことが指摘されている。