華鬘

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けまん


画題

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解説

東洋画題綜覧

天人が頭上に戴く華美な髪飾、また金属で造つた扁平な輪に蓮華等の造花を綴つて垂れた仏前の飾具の名、『翻訳名義集』に『摩羅此云鬘(中略)西域結髪多用蘇摩羅華、行列結之、以為条貫、無問男女貴賎皆此荘厳、或首、或身以為飾好、正法念経云、生天華鬘在額』とある、また『真俗仏事編』には『西域の風俗(中略)此を華鬘と云ふ、之によつて種々の鮮妙華を集結し鬘となし仏前を荘厳し供養す』とあり。  (仏教辞林)

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)