請雨法曼荼羅
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しょううほうまんだら
画題
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解説
東洋画題綜覧
国家大早魃で民草生色無き時、請雨経所説の法により曼荼羅を建て、降雨を祈り五穀成就を求むる密教の大法で、此秘法は天長元年空海が京都神仙苑に雨を祈つて霊験直ちに顕はれたので以来行はるゝことゝなり、その曼荼羅は七宝の池を描き、中央に竜王宮を置き、釈迦如来之に在す図であり、口伝により早筆の画師をして一日に画き畢らせるものであると。
(『東洋画題綜覧』金井紫雲)