「大夫」の版間の差分
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2025年5月7日 (水) 09:00時点における最新版
総合
たゆう。 太夫とも。
主に近世以前に用いられた言葉で、能の演者のうち、座(流派)を率いるリーダー(棟梁・家元)を指す。「観世大夫」(観世座の大夫)・「金春大夫」(金春座の大夫)などと呼んだ。演能においてはシテを担当した。
ちなみに、近世以前において、四座一流(観世座・宝生座・金春座・金剛座・喜多流)の中で能のシテを演じる権限があったのは、大夫ないしはその跡継ぎだけであった。