「瀞八丁」の版間の差分

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2021年12月7日 (火) 20:01時点における最新版

とろはっちょう


画題

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解説

東洋画題綜覧

南紀州の名勝で、東牟婁郡にある、熊野川を舟で遡ること凡そ六里、遠く大和大台原から発する北田川と大峰山より流れ流れ、幾多の支流を集めて十津川との合流点に達し、更に北山川の上流に到る、両岸の絶壁水を挟んで聳立し水は深く淵となつて幽邃無比の境となる、我が国に於ける峡谷美の代表的のもの、古来画かるゝところ極めて多い。主な作を挙げる。

庄田鶴友筆  『瀞峡の雨』     第十回文展出品

池上秀畝筆  『瀞峡滋雨』     第三回帝展出品

山元春挙筆  『しぐれ来る瀞峡』  第十二回帝展出品

水田竹圃筆  『瀞峡』       第六回日本南画院出品

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)