難波部安良売
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なにわべの あらめ
画題
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解説
前賢故実
筑前の人。亡くなった両親のために、常に両親を祭るところで拝み、朝夕喪服を身につけ孝を尽した。十六歳のときに、宗像郡大領外正七位上の宗形朝臣秋足に嫁いだが、秋足の早逝により十五年間の寡居の生活を送っていた。遠近の人々が競って彼女との結婚を望んだが、彼女は意志が固く独身を貫いた。その孝行と貞節が誉め称えられて、二級を授けられ、田租を免除された。
(『前賢故実』)