山下 洋一  ヤマシタ ヨウイチ
■情報理工学部 メディア情報学科 ■教授 ■博士(工学) (大阪大学)
■主な所属学会と役職
IEEE、ISCA(International Speech Communication Association)、人工知能学会

■主な著書・論文
●『基本周波数パタンを利用したキーワードスポッティング(Keyword Spotting Using F0 Contour Matching)』(共著、1998年、電子情報通信学会論文誌(D-II))
●『対話音声合成のための2段階予測に基づく韻律規則の生成と評価(Generation and Evaluation of Prosody Rule Based on Two-step Prediction for Spoken Dialogue Synthesis)』(共著、1997年、日本音響学会誌)

■研究主題
音声言語を用いたインタフェース技術の高度化
機械と音声によって情報交換することを目指した対話音声の認識および合成。音声を利用したマルチメディアデータからの情報抽出。

■紹介
機械との音声による対話を目指して
コンピュータに代表されるような機械を使う場合には、機械の処理性能だけでなく、入力の容易さなどインタフェースの良さが大きな問題となります。人間同士の情報交換では音声を用いることが多いことから、機械との情報交換においても音声を利用することによってインターフェースが親しみやすく使いやすいものになることが期待できます。このような機械との音声による対話を実現するため、認識と合成の両面から対話音声を処理する技術の研究を進めています。また、計算機技術の進歩に伴い、文字だけでなく、音声あるいは画像データをも合わせたマルチメディアデータが計算機システムで大量に処理されるようになってきました。このような大量データから必要な情報を検索、あるいは抽出する場合に、音声メディアを利用する手法についても研究を行なっています。
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