石川五右衛門 |
N39
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もどりかごじょうるり 戻籠浄瑠理
「難波の治郎作実ハ石川五右衛門 中村芝翫」「禿たより 沢村納升」「東の与四郎実ハ真柴久吉 坂東彦三郎」「常磐津文字兵衛」「常磐津加賀太夫」「常磐津国太夫」「常磐津喜代太夫」「常磐津吾妻太夫」「常磐津小文字太夫」
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 大判錦絵 3枚続 |
絵師:歌川国周
版元:未詳
年代:明治6年(1873)
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【解説】
明治6年に東京の守田座で上演された所作事「戻駕色相肩」の役者絵。この作品は、駕籠舁きに変装した石川五右衛門と真柴久吉が、東西の廓自慢をする内に互いの正体を悟る舞踊である。役者の後ろに描かれているのは、歌舞伎の伴奏音楽の一つである常磐津を演奏する人々。
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