○歌舞伎座 (1892〜2001、「歌舞伎座」1900〜1936)
1913年 10月に上映の『百合子』が人気。同時期に他2館でも上映。 1913年『百合子』上映時のプログラム
日活から松竹・東洋に契約変更、内部修理も行う。 新たに桟敷を設け、一等席への利便を図る。
1917年 外観を洋館風に改め再開場
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○京都座 (1891〜1963、「京都座」1911〜1963)
1914年 連鎖劇「柵」が人気で、他館でも公演される。 客席を全て椅子席にし、連鎖劇専門に変わる。 ボヤ騒ぎの責任をとって、その当日は休業。
1915年プログラム
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○朝日倶楽部 (1894〜1988、「朝日倶楽部」1914〜1917)
1914年 4月末から8月の間のみ、主任弁士・西郷了堂にちなみ西郷館と改称。 1914年西郷館プログラム

1917年 竹豊座と改称し、人形浄瑠璃の興行専門となる。
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○三友倶楽部(1911〜1915、「三友劇場」1916〜1945、現在の「京極東宝」)
1913年 天然色写真が上映され好況。
1915年 舞台東北部より出火し、隣接の大正座他にも延焼する大火。 1915年8月21日記事 日出新聞掲載 三友倶楽部から大正座に燃え移らんとするところ
1916年 12月31日三友劇場として開館。
改装後再開場するが、事務手続のトラブルで劇場明渡しの危機に直面する。
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