○第一部 『三朝小唄』シンポジウム 13:00〜15:00
13:00〜13:05 開会の挨拶 13:05〜13:45 「『三朝小唄』プロジェクト報告」 冨田美香(立命館大学文学部)
「フィルムは生き物なんや ―『三朝小唄』復元の記録―」(2005年、15分) 「記憶を紡ぐフィルム ―『三朝小唄』の輝き―」(2006年、15分) 「『三朝小唄』プロジェクトは、“神の手”の異名を持つ映画復元技術者のヨハン・プライス氏による映画復元講演(2003年2月、東京、共催:東京国立近代美術館フィルムセンター、立命館大学21COE京都アート・エンタテインメント創成研究)を皮切りにスタートしました。本報告では、プロジェクトの概要とともに、『三朝小唄』の復元に取材した「フィルムは生き物なんや ―『三朝小唄』復元の記録―」と、文化資産としての『三朝小唄』をまとめた「記憶を紡ぐフィルム ―『三朝小唄』の輝き―」を報告上映します。
13:45〜14:00 流行歌「三朝小唄」について 大西秀紀(立命館大学COE推進機構客員研究員) 映画『三朝小唄』の発端となった小唄「三朝小唄」について、その変遷や特色を解説します。
14:00〜14:15 地域文化と映画文化 川村健一郎(川崎市市民ミュージアム 学芸員) 現在全国で展開されているコミュニティ・シネマやフィルム・コミッションなどの地域運動を紹介し、地域文化と映画との視点から映画『三朝小唄』のユニークさを解説します。
14:15〜15:00 『三朝小唄』ディスカッション 澤登翠、大西秀紀、川村健一郎、司会:冨田美香
<休憩 15:00〜15:15>
○第二部 『三朝小唄』上映会 15:15〜16:15
『三朝小唄』(1929 年、マキノ御室)復元版35mm 18 コマ/秒映写60 分 澤登翠弁士、ピアノ:村井音文、ギター:湯浅ジョウイチ(楽団カラード・モノトーン) マキノ映画から鳥取県三朝町にロケ協力の御礼として1929年に贈呈された可燃性フィルムを、株式会社IMAGICAウェストの技術と東京国立近代美術館フィルムセンターによって復元した『三朝小唄』を上映します。
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